投稿日: 2025年8月24日2025年8月24日 投稿者: asshu革を“育てる”楽しみをあなたに。アラスカレザーとは? 革を“育てる”楽しみをあなたに。アラスカレザーとは? 一枚の革に触れるだけで、深い物語を感じることがあります。今回ご紹介するのは、イタリアの老舗タンナー《バダラッシ・カルロ社》が生み出す革 アラスカ(ALASKA) です。 伝統的なバケッタ製法——アラスカは、植物タンニンでじっくりと鞣される「バケッタ製法」によって作られています。手間ひまを惜しまない製法が、しっとりとした質感と奥行きのある色合いを生み出しています。 独特のワックス仕上げ—–表面にはワックスが塗り込まれており、使い込むほどにワックスが馴染み、色艶が変化していきます。はじめはマットな印象ですが、日々の使用で透明感のある輝きへと育つ、そのエイジングこそが最大の魅力です。 表情豊かなムラ感——革表面には独特の濃淡があり、同じ一枚でも角度や光によってまるで違う表情を見せてくれます。世界にひとつだけの風合いを楽しめるのも、アラスカならではです。 型押しシボと違い革を大きな回転ドラムに入れて “わざと縮ませる” ことで、自然で豊かなシボを生み出すシュリンクシボが、一枚一枚の表情を変え、よりナチュラルで味わい深いに仕上がり、使い込むほどに個性が際立ちます。しっとりとした手触りと経年変化が楽しみな革になりそうです。